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移動平均線とは?

 移動平均線(Moving Average)は、数あるテクニカル指標の中で、すべての基礎になるものです。 移動平均線は、次々と数値が更新されるチャートのようなデータを扱うため、「移動平均」という 計算法を使っていますが、基本的には「平均値」です。

移動平均線

  上の図は、指数移動平均線(EMA)と単純移動平均線(SMA)をチャートに重ねたものです。 チャートに表示させると、平均値といった意味が理解してもらえると思います。

移動平均の種類

 移動平均は、メジャーなものからマイナーなものを含めると20種類以上あります。 FX寺子屋推奨のMetaTrader4の場合は、4種類の移動平均線を使用できます。

移動平均の種類 説明
単純移動平均線
SMA

ある期間の価格を加算して期間で割ったもの。 最もポピュラーな平均の求め方です。欠点としては、動きの追従が遅いと 言うことです(計算式の問題は他にもありますが、割愛します)。

SMA = (P1+P2+Pn)/n

指数移動平均線
EMA

SMAにならんでよく利用される移動平均です。前回の値と今回の価格をもと に計算されます。特徴は、比較的動きの追従が早いところです。

EMA = P×K+EMA[prev] ×(1-K)
K = 2/(n+1)

平滑移動平均線
SMMA

EMAを改良した移動平均線です。平滑移動平均線 (Smoothed Moving Average)と呼ばれていますが、EMAと同様に、 前回値と今回値をもとに計算されます。

SMMA = { (n-1) × SMMA[prev] + P } / n

加重移動平均線
LWMA

 加重平均とは、個々のデータに異なる重みづけをして計算される移動平均です。
 直前の値を最も高く評価し、あとは線形に重みづけを減らしていく計算方法です。

LWMA = { P1×n + P2×(n-1) + Pn×n } / { n + (n-1) + 2 + 1 }

 式内のPは価格です。nは期間を指します。EMA[prev]のようにprevがついた項目は、前回値を意味します。

どの移動平均を使うのがよいか?

 移動平均を使う目的は、価格のような変動する複数のデータを、 ひとつの指標として捕えるためです。それぞれの計算式は、どうすればより実際に 近い数字が得られるかを試行錯誤した結果であり、単に移動平均といっても、 計算結果は異なります。
 たくさんある計算式のなかから、どれを選択すればよいでしょうか?

 答えは、「どれでもいい」のです。 移動平均はほとんどの場合、終値ベースで計算されます。終値で決まるものは、 スキャルピングにおいて判断の遅れを招きます。 ですから、大まかな流れを捕らえる、基準値とする以外の使い道は余りありません。

 トレードにおいては、よりローソク足の実体に近い動きをさせたい場合はEMAを選択し、 ゆっくりとした動きの基準値のように使いたい場合は、SMAを選択します。それでも、 急激な価格変動があった場合は、実際の価格と移動平均の値はかけ離れて計算される と心得てください。

為替和尚プロフィール

FXトレーダー。 株から相場の世界に足を踏み入れ、日経225先物を経て為替取引をはじめる。 トレード歴は10年以上。
トレードの手法はスキャルピング。自分自身もトレーダーとして身を立てる一方、FXの技術を人に教えてきた。

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(2015/04/10更新)

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