平均足とは?

 平均足は、個人トレーダーに人気のテクニカル指標です。 さまざまな計算法がありますが、いずれもトレンドをとらえること を目的としています。
 平均足の足とはローソク足(コマ足)のことで、陰線、陽線といった伝統的な ローソク足の代わりに表示している人も多くいます。

 平均足は大きく分けると、ローソク足とおなじ位置に表示される 「ローソク足代替系」と、複数の移動平均線を重ねて表示する「スムーズ系」があります。

ローソク足代替系平均足

平均足の見方

平均足

  • 標準のローソク足は非表示
  • トレンドが継続する限り、おなじ色のローソク足が続く
  • ローソク足本体は計算で出しているため、窓空きは発生しない
  • 高値安値は、ほんもののローソク足と同じ値を取る

平均足の計算

H = ( 始値 + 高値 + 安値 + 終値 ) / 4
L = ( Hprev + Lprev ) / 2

Hprev = 平均足Hの前回値
Lprev = 平均足Lの前回値

H > L …… 青色平均足
L < H …… 赤色平均足

スムーズ系平均足

平均足スムーズの見方

平均足スムーズ

  • 緑色のローソク足は、標準のローソク足
  • 代替系にくらべると、平均足の色に連続性がある
  • 平均足をさらに移動平均しているため、平均足自体が移動平均のように基準となる
  • ヒゲは出ているが、ほんもののローソク足の高値安値とは異なる

平均足スムーズの計算

始値、終値、安値、高値をそれぞれ平滑移動平均(SMMA)する。

MaOpen = SMMA ( 始値 )
MaClose = SMMA ( 終値 )
MaLow  = SMMA ( 安値 )
MaHigh = SMMA ( 高値 )

SMMAされた四本値を使い、平均足本体の値を求める。

apbOpen = ( apbOpen前回値 + apbClose前回値 ) / 2
apbClose = ( MaOpen + MaClose + MaHigh + MaLow ) / 4
apbHigh = ( MaHigh , apbOpen , apbClose ) の最大値
apbLow = ( MaLow , apbOpen , apbClose ) の最小値

求めた平均足をさらに、加重移動平均(LWMA)する。

O = LWMA ( apbOpen )
C = LWMA ( apbClose )
H = LWMA ( apbHigh )
L = LWMA ( apbLow )

apbClose > apbOpen …… 青色平均足
apbClose < apbOpen …… 赤色平均足

トレードへの応用

 平均足の基本は、前回値との比較にあります。「中値」の考え方が ベースにあり、前回の値幅の半分より上ならアップトレンド下ならダウントレンドと判断します。平均足も、平均足スムーズもこの中値の 考え方を中心にしています。

ローソク足の代わりに平均足を使う

 通常のローソク足に代わり平均足を使うメリットは、 ひとめでトレンドを確認できる点にあります。ずっと青色が続いていれば アップトレンドが継続していると判断でき、赤色が続けばダウントレンドが 継続していると判断できます。

 一番シンプルな使い方としては、順張りでトレードする際、トレンドと 逆の平均足が出た場合に、いったん利益確定するといった使い方が出来ます。

 ただし、平均足の本体の価格は、実際の終値や始値と異なるので、注意してください

平均足スムーズの使い方

 平均足スムーズは、平滑移動平均と加重移動平均を重ねて作ったものです。 チャートに表示すると、移動平均の上に平均足が乗っているようにみえます。 最も単純な利用法としては、ローソク足本体が移動平均を抜けたら、 売りもしくは買いポジションを持ち、平均足本体の色が変わるまで ポジションをもつといった使い方が出来ます。

 ボラティリティがあるときは、この手法だけでも勝てますが、 スキャルピングに応用するには遅すぎます

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為替和尚プロフィール

FXトレーダー。 株から相場の世界に足を踏み入れ、日経225先物を経て為替取引をはじめる。 トレード歴は10年以上。
トレードの手法はスキャルピング。自分自身もトレーダーとして身を立てる一方、FXの技術を人に教えてきた。

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